青森県 南部町 名川地区で、りんご さくらんぼ あんず八助 梅 等の農産物生産と、名川ウメ・サクランボ加工センターにおいて、りんごジュース・葡萄ジュース・阿房宮干し菊・あんず八助しそ漬けなどの加工品を製造販売しています。

田植え&蜂蜜採取

こんにちわ

例年よりも14日ほど遅れましたが南部町では田植えのシーズンが始まりました。東農園では米作りはしていませんが、親戚の沼畑さん一家が米作りもしているので昨日様子見に行ってきました。この様な田んぼ10枚ほどで米作りをしている様で品種は「つがるロマン」です。

田んぼ

つがるロマンは青森県のブランド米で、県内の観光地の飲食店のご飯はほとんどこのお米を使っています。

この田んぼで軽トラに乗っている苗を30枚ほど使い、1枚で20~30kgほど収穫できるそうです。

苗

僕は田植えの経験が無く、田んぼにも入った事がないので初挑戦かと期待していましたが機械での田植えのため結局田んぼに入らず軽トラに積んである苗を運ぶだけのお仕事でした。

田植機

これから順調に育てば10月頃には、このつがるロマンの新米を販売したいと思います。

そして今日、おいらせ町にある東養蜂場の皆さんが蜂蜜の採取に来ました。以前の記事で書いたように、東農園の果樹の受粉には人口受粉とミツバチを使う受粉の両方をやっています。

ミツバチは花に近づき蜜を取りますがその最中に花粉まみれになり結果的に僕たちが望む果樹の受粉もしてくれます。

養蜂場の皆さんは集めた蜜を定期的に採取に来ます。蜂に刺されないよう頭に網付きの帽子を被り作業します。

養蜂場の皆さん

巣箱をあけ蜂蜜が詰まった巣からこの様な機械で蜂蜜を取り出し、また巣箱に戻します。

巣箱 遠心分離器

この段階では蜂蜜は不純物が混じっているのでこれを精製することで皆さんが食べる蜂蜜となります。

蜂蜜

最後に余談ですが、蜂蜜は蜜源によって味が変わります。日本ではアカシヤやレンゲが好まれますが、ドイツやロシアなどではあまり好まれません。国によって味の好みがあるということなんでしょうね。

それともう一つ。東農園の畑にはウメ、りんご、桃など多くの果樹が植えられています。それでは色んな花の蜜が混ざってしまうのでは?

これは、ミツバチの習性で解決されます。ミツバチは一つの花の蜜と採取すると可能な限り同じ花の蜜を集める習性があります。これによりほぼ100%一つの花の蜜を使った蜂蜜が作られます。