阿房宮の苗植え
こんにちわ
昨日、東農園では食用菊の苗植えを行いました。東農園の食用菊の栽培、加工は僕の祖父の代から40年以上やっています。
春先から堆肥撒きや雑草の処理をして苗を育て、6月中頃に定植します。そこから10月中頃まで手入れをしながら育てて、収穫した後干し菊や蒸し菊に加工していきます。
東農園では青森県の特産品である阿房宮という品種を中心に、八戸、十五夜の3種類を栽培し加工しています。
僕が子供の頃には国道4号を走っていると見える名久井岳の一面が黄色に染まるほど菊の花の栽培が盛んでしたが今では農家さんの数も減り干し菊、蒸し菊の加工をしている方も数える程しかいなくなってしまいました。
一部の県以外では食用菊はあまり食べられませんが阿房宮は苦味と甘みのバランス、歯応え、香りがとても良いので是非食べてみて下さい。

菊の定植は機械で行います。親父が運転するトラクターの後ろに取り付けた機械に二人が乗り、苗を植えていきます。


今年は雨が降っていないので植えた後に水をかけてやります。水をかけてから苗が土に馴染むまで少し元気がなくなりますがしっかり水をかけてやればまた元気になります。

植えた後は病気や虫に気を使いながら10月の収穫を待つことになります。